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GEOS

地理空間情報ライブラリ

GEOS (Geometry Engine - Open Source) は JTS Topology Suite (JTS) を C++ に移植したものです。OpenGISの “Simple Features for SQL” の空間述語関数と空間演算、 JTS 仕様の拡張トポロジ関数を備えています。

GEOS は最も広く使われている地理空間の C++ 幾何ライブラリであり、 PostGIS, QGIS, GDAL/OGR 及び MapServer などのオープンソースプロジェクトや、 FME などの商用製品で使用されています。

準拠している標準規格

主な機能

  • ジオメトリ: ポイント、ラインストリング、ポリゴン、マルチポイント、マルチラインストリング、マルチポリゴン、ジオメトリコレクション
  • 述語: 交差(インタセクト)する(Intersects)、接する(Touches)、非接続である(Disjoint)、交差(クロス)する(Crosses)、含まれる(Within)、含む(Contains)、重複する(Overlaps)、等しい(Equals)、覆う(Covers)
  • 演算: 統合(Union)、距離(Distance)、交差(Intersection)、対称差分(Symmetric Difference)、凸包(Convex Hull)、境界矩形領域(Envelope)、バッファ(Buffer)、簡略化(Simplify)、ポリゴン構築(Polygon Assembly)、妥当性検証(Valid)、面積(Area)、長さ(Length)
  • Prepared ジオメトリ (事前空間インデックス)
  • STR 空間インデックス
  • OGC の Well-Known テキスト (WKT) と Well-Known バイナリ (WKB) のエンコーダとデコーダ
  • C および C++ の API (C API は長期間の ABI 安定性を付与)
  • スレッドセーフ (再入可能な API の使用)

詳細

ウェブサイト: http://geos.osgeo.org/

ライセンス: LGPL

ソフトウェアバージョン: 3.5.1

対応プラットフォーム: Windows、Linux、Mac

API インタフェース: C、C++

サポート: http://lists.osgeo.org/mailman/listinfo/geos-devel, http://www.osgeo.org/search_profile