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t-rexクイックスタート

t-rexは、独自のデータからMVTタイルを配信することに特化したベクタタイルサーバです。

このクイックスタートでは、次の方法について説明します:

  • 設定なしでベクタタイルを生成し、組み込みビューアで検査する

  • タイルキャッシュの生成

T-Rexを起動

Choose Geospatial ‣ Web Services ‣ T-Rex.

これにより、PostGISデータベース osm_local に接続する設定なしのモードでt-rexが起動されます。ブラウザウィンドウが開き、t-rexのバックエンドが表示されます。

../../_images/backend-info.png

組み込みビューア

t-rexには、生成されたベクタタイルを検査するためのビューアが組み込まれています。

  1. 右上のメニューの X-Ray をクリックして、x-ray ビューアを開きます。

  2. フィーチャの内容を検査するには、線の上にマウスを置きます。

../../_images/backend-x-ray.png

他のビューアも試してください。

注釈

Mapbox GLビューアとMaputnikにはWebGLサポートが必要ですが、VMでOSGeoLiveを実行している場合はおそらく利用できません。

キャッシュシード

  1. ブラウザを閉じ、t-rexを実行しているターミナルウィンドウを閉じます。

  2. 任意のテキストエディタを開きます(例: アクセサリ ‣ FeatherPad)。

  3. ファイル "ne.toml" をホームディレクトリ: /home/user/ne.toml に作成します。

次の内容を入力します:

[service.mvt]
viewer = true

[[datasource]]
dbconn = "postgresql://user:user@localhost/natural_earth2"
name = "dbconn"
default = true

[grid]
predefined = "web_mercator"

[[tileset]]
name = "ne_countries"
extent = [-180.00000, -90.00000, 180.00000, 83.63410]
minzoom = 0
maxzoom = 6

[[tileset.layer]]
name = "country"
geometry_field = "geom"
geometry_type = "MULTIPOLYGON"
srid = 4326
buffer_size = 3
#make_valid = true
simplify = false
[[tileset.layer.query]]
sql = """SELECT geom, adm0_a3, mapcolor7 FROM ne_10m_admin_0_countries WHERE the_geom && !bbox!"""

[cache.file]
base = "/home/user/mvtcache"
baseurl = "http://example.com/tiles"

[webserver]
# Bind address. Use 0.0.0.0 to listen on all adresses.
bind = "127.0.0.1"
port = 6767

[[webserver.static]]
path = "/static"
dir = "./static/"

端末を開き(System Tools ‣ LXTerminal)、次を入力します:

t_rex generate --config ne.toml --maxzoom 4 2>/dev/null

生成されたタイルを検査するには、次のように入力します:

find mvtcache

次のステップ

独自のマップビューアを作成するには、t-rexバックエンドのinfoページにあるスニペットを使用します。

その後、組み込みのMaputnikエディター(infoページからもリンク)を使って、独自のMapbox GL Jsonスタイルを作成することができます。