OSGeo-Live を起動できる ブータブル USB flash ドライブの作成

ここでは、OSGeo-Live のブータブル（起動できる） USB flash ドライブを作る方法について記載します。flash ドライブからの起動は DVD から起動するよりも速く動作し、flash ドライブではセッションを超えてデータを保存することもできます。

巧く USB ドライブを作成するには、たくさんのクセやコツがあることがわかってきました。見つけた物はドキュメントに記載していますが、もっと多くのコツや問題点がわかってきています。最近の物については http://wiki.osgeo.org/wiki/Live_GIS_Disc_Quick_Start_for_USB を参照してください。

用意するもの

• 4 GB USB flash ドライブ osgeo-live-mini（WindowsとMac向けのインストーラーを含まない） を使用する場合
• 8GB USB flash ドライブ osgeo-live（WindowsとMac向けのインストーラーを含む） を使用する場合
• OSGeo-Live DVD か ISO イメージ （ http://live.osgeo.org/en/download.html からダウンロードできます）

Ubuntu 環境でブータブル USB ドライブを作成する方法

以下は USB を作成するのに必要な手順を書いた物です。この手順はそのまま Xubuntu や OSGeo-Live に使用できます。

osgeo-live か osgeo-live-mini をコンピューターにダウンロードしてください。

USB flash ドライブをコンピューターに接続してください。

メニューから System ‣ Administration ‣ Startup Disk Creator を選択するか、デスクトップから Startup Disk Creator を検索してください。

osgeo-live か osgeo-live-mini の ISO イメージを選択します。

USB flash ドライブを選択します。

Make Startup Disk を選択します。

20分ほど待てば USB flash ドライブが作成されます。

Windows 環境でブータブル USB flash ドライブを作成する方法

USB ドライブをコンピューターに接続します。

Universal USB Installer を http://www.pendrivelinux.com/universal-usb-installer-easy-as-1-2-3/ からダウンロードして実行してください。

ライセンスを読み、承認してください。

ステップ1: ディストリビューション: osgeo-live を使用するには xubuntu i386 を選択してください。OSGeo-Live 5.5 の場合は xubuntu 11.04 Desktop i386 を選択してください。

ステップ 2: osge-live の最新版をローカルにダウンロードしておきます。後で、ISO ファイルのパスを入力する必要があります。 Browse ボタンをおして xubuntu の ISO ファイルを指定してください。

ステップ 3: USB フラッシュドライブを選択してください。

ステップ 4: セッションを超えてデータを保存する場合は Persistence を選択してください。

Create をクリックしてください。

20分ほどで OSGeo-Live の USB flash ドライブが作成されます。

別の OS から起動可能な USB ドライブを作成する方法

ステップ 1: UNetbootin を http://unetbootin.sourceforge.net/ からダウンロードしてインストールしてください。

ステップ 2: USB flash ドライブをコンピューターに接続します。

ステップ 3: UNetbootin を起動して、ディスクイメージを選択します。USB flash ドライブは自動的で選択されます。

ステップ 4: OSGeoLive の ISO ファイルを選択してください。

OK をクリックしてください

BIOS の起動順序設定

多くのコンピューターではデフォルトでは USB ドライブから起動できるようにはなっていません。

これを修正するには、コンピューターを起動して、BIOS がすぐに表示するキーを押します。通常 <Delete>　キーや、いずれかのファンクションキー (F8やF12など）が割り当てられています。

USB デバイスから起動できるように選択してください。

注記: コンピューターによっては、起動ドライブとして選択するには、あらかじめコンピューターに USB ドライブを接続しておく必要があります。また、USB ドライブはハードディスクドライブとの対比でリムーバブルデバイス (removable devices) として表示されていることがあります。

起動:

OSGeo-Live クイックスタート をご参照下さい。

既知の問題点:

• Mac では USB flash ドライブから起動できません。Live DVD をご利用ください。

参照:

• OSGeo-Live クイックスタート
• Virtual Box 向け OSGeo-Live クイックスタート
• ハードディスクに OSGeo-Live をインストールして使用する
• 問題がある場合には、 http://wiki.osgeo.org/wiki/Live_GIS_Disc_Quick_Start_for_USB までレポートをお願いいたします。E-mail での議論は http://lists.osgeo.org/mailman/listinfo/live-demo までお願いいたします。
• USB 起動のより高度なオプションは http://pendrivelinux.com をご覧下さい。